体を冷やすな

2022/03/30

【日本人が低体温化した原因】
①筋肉労働・運動不足
高度経済成長とともに、交通機関の発展、電気洗濯機、掃除機の普及などで、ウオーキングや筋肉労働によって筋肉を動かすという機会が激減した。
体温40%は筋肉で生産されるのです。

 

 

②塩分の控えすぎ
東北の人たちは、極寒の冬を乗り切るために、強力に体を温めてくれる塩分を多く含む漬物、味噌汁、醤油・・等々の食べ物を多く食べていたわけです。
塩は人類最古の調味料であり、塩なしには生命を保てないから『敵に塩を送る』という言葉もあります。
ラテン語(フランス語、イタリア語、スペイン語)では『塩』は『salサル』。
ローマの兵士の給料の一部が塩で支払われていたから、給料=Salaryサラリーという。
『Salusサルー』は『乾杯』や『健康』の意味があります。
聖書にも何十カに『あなた方は地の塩である』という表現も出てきます。
3分間止められても死ぬほど大切な空気(酸素)も吸い込みすぎすぎると、過換気症候群になる。
息はまず吐いてから吸いなさいという事で『呼吸』といいます。
世の中に現象は全て出すことで成り立っている。
塩が悪いとしたら、体外に出さずに、体内に溜め込みすぎた時なのです。
運動、入浴、サウナ、生姜紅茶・・・等々により汗や尿で体外に出すことが重要です。

 

 

 

 

③水分の取りすぎ
水分をいくらとっても血液はサラサラになりません。
ドブ川に水を流すと汚れと一緒に水が流れていくので、川はきれいになる。
しかし、血栓の成分である赤血球、コレステロール、中性脂肪、フィブリン(タンパク質)、血小板などは、水を飲んで血液中に水分が多くなっても尿と一緒には捨てられません。36.5℃の体温の人間の体内で『血栓』という固まりができる最大の原因は体の冷え(低体温)といってよい。

 

 

 

 

④シャワーだけで済ます入浴
シャワーには体温上昇効果はありません。
運動後や入浴後は皮膚が輝き、体も柔らかくなって、若々しく見えるものです。
体温が上がると、白血球の力(免疫力)も上がり、血栓を溶かすプラスミンという酵素も産生され、血栓症の予防改善につながります。

 

 

 

 

⑤体を冷やす食べ物の取りすぎ
西洋医学・栄養学では、食物の価値はビタミン、ミネラル、糖、脂肪、たんぱく質、含有カロリーで示される。
しかし、食べれば体が温まる食物(陽性食物)冷える食物(陰性食物)が存在します。

 

 

ざっくりとどのように分類されるのか?

 

 

 

体を冷やす『陰性食物』
・牛乳
・白米 うどん 白パン
・白ワイン ビール
・緑茶
・白砂糖
・酢 マヨネーズ
・洋菓子
・大豆 豆腐
・ジャガイモ
・脂身

体を温める『陽性食物』
・そば 玄米 黒パン
・梅干し
・根菜 漬物
・味噌 醤油
・和菓子
・チーズ
・赤ワイン 黒ビール 日本酒 梅酒
・番茶
・赤身の魚 肉

 

 

食べ物には『陰陽』のエネルギーが宿っています。

 

 

もっと細かく分けると、酸性食品やアルカリ性食品に分類できます。

 

 

陰性の食べ物は血液を薄め、陽性は血液を濃くします。

 

 

食べ物の性質が血液の性質を決めるのです。

 

 

陰陽のバランスが崩れると体調を崩すのです。

 

 

次回は【栄養素をはるかに超える食べ物の力】についてお話していきます。

 

 

 

 

 

もしも不妊に悩まれている方や、どうしていいか分からない方がいらっしゃいましたら、

一度当院へお悩みをご相談くださいませ。

 

 

それでは本日はこの辺にて。

 

ご覧いただきありがとうございました。

 


 

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