北風と太陽

「頚がつっぱる」

と来院されるたびに
訴える方がいらっしゃいます。

 

頚といっても前の方。

 

筋肉でいうと
「胸鎖乳突筋」というところ。

文字通り耳の後ろから
鎖骨についている筋肉。

 

先日、
頚のつっぱりがいつもよりひどく、
仰向けになったときに
頭がのけぞるほどに…

 

色々お話していくと、
その日当院へ来院される前に
他の接骨院で体格のいい先生に
頚をガシガシ揉んでもらった
とのこと。

 

気持ちよかったのになぜ…

 

筋肉って強い刺激を受けると
筋肉が緊張してしまうのです。

 

攻撃されるとギュッと
固くなってしまうことと同じです。

 

だから攻撃されたと
筋肉が感じ、
組織を防御するために
さらに固く固めてしまう。

 

科学的な根拠からも
凝った筋肉は
充血していたり、
血流が悪くなっている状態です。

 

それを無理やり
押したり、揉んだり、叩いたりすると
筋肉の微細な血管が破れて
内出血を起こしてしまいます。

 

いわゆる組織の損傷です。

 

そして私たちの体は
再び壊されないように、
前よりももっと固い状態で
再生してくれるのです。

 

私たちの体は天才です。

 

これが温めてあげたり、
さすってあげたりしたら
どうなると思いますか?

 

太陽さんがしたように。

 

北風さんのような施術より
太陽さんのような施術を
受けてもらいたいです。

 

 

来週もまた
住吉鍼灸院の出来事を
載せていきますね。

最後までお読み頂き、
ありがとうございます。

鍼灸師 藤鬼千子