【鍼灸症例】不妊症 側彎 浮腫み 冷え 改善実績(20代 女性)

公開日:2018/10/24 

更新日:2018/10/26

症例報告33

 

 

【患者像】
Y・Tさん 27歳女性 会社員 結婚5年目 色白で痩せ型

 

 

【来院】
2018.6

 

 

【症状と来院理由】
主訴不妊症
妊活を始めて2年経過。自然妊娠なし。体外受精を3回行ない、そのうち2回陽性反応がでるも初期流産。不育症検査を行ない、血液凝固と血小板多と診断。血流を良くしたいと来院。

 

 

【治療経過と内容】
治療方針
足の浮腫みと末端冷えの初見あり。抹消への血流を促すために、下腹および鼠蹊部のツボへアプローチ。便秘で胃弱体質でもあることから、胃腸の働きを高めるよう施術を行なうこととした。

治療経過3回目の治療で便通が改善されてきたと報告あり。鍼灸施術を開始した周期で初の自然妊娠。残念ながら稽留流産となり妊娠継続には至りませんでしたが、初めての自然妊娠で、自分の力で妊娠できることに喜びを感じられていた。現在も妊娠出産に向けて鍼灸施術を継続中。

 

 

【同時に治療した症状】
歪みが大きく脊椎が左側に湾曲をしているため、定期的に整体を施した。

 

 

【使用した主なツボ】
三陰交、横骨、大巨、中脘、整体療法

 

 

【考察・まとめ】
年齢が若いため、妊娠する力はあるが、妊娠継続する体力を高める必要があるとみています。そのために食べたものが血肉となり、血液を作り、循環する力を補うための施術を継続しています。また呼吸が浅いことも気がかりとなっているため、軽度な運動をすることで心肺機能を高めるようセルフケアも合わせて行なっています。

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この記事の監修者

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藤鬼 千子

住吉鍼灸院総院長

東洋鍼灸専門学校卒業後、2011年4月に住吉鍼灸院に入社し、9年間住吉鍼灸院院長として従事。
現在は総院長として妊娠を望むすべてのご夫婦に貢献している。

《資格》

はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、不妊カウンセラー

《経歴》

東洋鍼灸専門学校 卒業
住吉鍼灸院 院長就任
住吉鍼灸院 総院長就任

《所属》

日本不妊カウンセリング学会会員

《SNS》

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