絹の不思議

皆さんこんにちは!

江東区住吉にある不妊専門鍼灸院、住吉鍼灸院です。

 

 

 

今回は【絹】についてお話します。

 

 

冷えとりのために用いる靴下や衣服やタオルケットなど様々な場面において私たちの身近に存在している絹。

 

 

 

絹は、保湿性、吸湿性、排湿性を兼ね備えております。

 

 

ですので、体からから出る湿気を吸い取って外へ出してくれます。

 

 

また、絹には毒を出す力がありますので、肌に直接触れることが効果的なのです!

 

 

皆さんもご存じの通り絹は蚕の繭からできています。

 

 

蚕は現代では屋内で飼われていますが、もともとは屋外で木の葉っぱを食べて、そこの葉っぱに繭をつくっていました。

 

 

蚕は、この繭の中でさなぎになり、何か月も雨風や暑い寒い気候にさらされながら過ごします。

 

 

そうすると、さなぎ自身の体からは湿気が出てきますし、外からも湿気が入ってきます。

 

 

これを出さなければいけません。また、暑さ寒さからもさなぎを守らなければなりません。

 

 

したがって、絹には【保湿性】【保温性】【排湿性】があるのです。

 

 

だから絹の衣類は冬に暖かく、夏に涼しいのですね。

 

 

さらに、さなぎが暮らしている間には、体から老廃物である毒がでます。

 

 

狭い繭の中に閉じ込められていて、そのまま毒が溜まるとさなぎは死んでしまいます。

 

 

そうならないように毒を出す能力が必要になるため、絹には他の繊維にはない毒を出す力があるのです。だから体にとって良いのです。

 

 

 

 

冷えの観点から、1℃の体温低下で、代謝は約12%落ちると言われています。

 

 

食べ物として体内に入ってきた糖や脂肪が十分に燃焼されずに残り、高血糖(糖尿病)や高脂血症が生ずる。

 

 

脂肪が内臓に沈着すると、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といわれるものにつながります。

 

 

Metabolism=代謝。

 

 

メタボリックシンドロームの本質は、代謝(低下)症候群=低体温症候群」と言っても良いのではないのでしょうか。

 

 

 

また、1℃の体温低下で免疫力(白血球の働き)は30%以上低下することがわかっています。

 

 

 

よって、肺炎、膀胱炎、などの感染症、ガン(35℃の低体温で最も増殖/39・6℃以上では死滅)、アレルギー、自己免疫疾患、うつ、神経症などの精神疾患等々、ありとあらゆる病気にかかりやすくなる。

 

 

 

この40年間で医師数が13万人から30万人と増加し、医療技術も長足の進歩をとげ、年間の医療費を40兆円以上費消しながらも病気・病人が一向に減らない。

 

 

 

これは『日本人の低体温化』が背景にあると言われています。

 

 

 

不妊症をはじめ、様々な体の不調を引き起こす原因として存在する【冷え】

 

 

 

冷えから目を背けず上手に付き合っていくことが私達には必要なのです。

 

 

 

東洋医学は人間の持つ本来の力、自然治癒力を効果的に高めます。

 

 

 

まずは、自分の冷えを自覚するところから始めるのがとても大切なのです。

 

 

 

 

 

もしも不妊に悩まれている方や、どうしていいか分からない方がいらっしゃいましたら、

一度当院へお悩みをご相談くださいませ。

 

 

それでは本日はこの辺にて。

 

ご覧いただきありがとうございました。

 


 

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佐藤哲平

 

 


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