こんにちは!住吉鍼灸院です。 今回は、妊活中の方に知ってほしい「妊娠中に後悔しないために今からすべき7つのポイント」についてお話していきます。 妊活中の方はまず妊娠することに向けて、考えたり、時間やお金を使っていることと思います。 皆さんのゴールは「妊娠すること」なのでしょうか。 そうではなくて、妊娠して、順調に育って、無事に生まれて、すくすく育ってほしい、自分も元気で愛情たっぷりのママでいたいと心では思っていることと思います。 しかし、長くかかったり、大変なことが多い不妊治療の中で、おろそかになってしまいがちな、妊娠中に大切になってくることがあります。 その中でも、① 骨盤底筋の筋トレ② 歪みを整える③ 自分がどんなお母さんになりたいか考える この7つがなぜ大切なのかを、それぞれ詳しくお伝えしていきたいと思います。 中々見逃しがちなことだと思いますので最後までお付き合いいただければと思います。 それでは1つ目から具体的にお話していきます。 1つ目は「骨盤底筋を鍛える」です。 骨盤底筋って聞いたことはありますか? 深会陰横筋、尿道括約筋、肛門挙筋、尾骨筋から構成されておりり 骨盤の底を支える筋肉のことをいうのですが、この筋肉を鍛えることが、赤ちゃんが大きくなってきた時に子宮が外に出ないように支えてくれる筋肉です。 鍛えにくい筋肉ですが、尿漏れ防止や、膣トレと言われるように締まりUPや感度UPにも繋がるので、女性は鍛えて損はない、いいことだらけな筋肉なのです。 妊娠する前から鍛えておきたいですね。 ではいったいどうやって鍛えるのか? 簡単なトレーニング方法をお伝えします!! 【骨盤底筋体操は、1日朝晩2回!】 1. 1分間のうち約10秒、骨盤底筋を締める。 2. 残りの50秒は、力をぬく。 3. 1~2を10回くり返す(つまり10分間行う)。 慣れてきたら、いろいろな体位で体操しましょう。 【ポイント1】力を入れるのは、肛門・膣・尿道口で、肩・お腹・足には力を入れないことが大切です。 おしっこを我慢するイメージで締めてみましょう! 【ポイント2】お腹に手をおいて、腹筋が緊張していないことを確かめながら行いましょう。 緊張しているときは、お腹に力がはいってしまっています! 【ポイント3】 最初は仰向けで膝を立てた状態からスタートすると、やりやすいです。 ぜひ毎日トレーニングしてみてくださいね。 そして、2つ目「歪みを整える」です。 妊娠中はお腹が大きくなり、骨盤も開き、産後は骨盤のバランスが崩れてしまうイメージが出来ますが、なぜ妊活中から骨盤を整えた方が良いのでしょうか・・・? それは、赤ちゃんの部屋になる骨盤と子宮と、それを支える筋肉や靭帯にヒントがあります。 子宮がどんな形で骨盤の中にいるかご存知ですか? なんと、骨盤からくっついている靭帯に前後左右をつるされて、ハンモックのような状態でぶら下がっているんです。 つまり、骨盤がねじれるように歪むと、子宮も一緒に歪んでしまうということなのです…。 さらに、骨盤が歪む事で、子宮や卵巣に栄養を送っている血流が悪くなることで、着床や、その後育っていくための子宮の環境が悪くなってしまうことが考えられます。 系列院でマタニティ専門の鍼灸院「大島はり灸院」の院長先生曰く、自然妊娠されてご来院される方と、住吉鍼灸院などで妊活をされて授かり、転院してきた方は、骨盤に違いがみられるとお話してくださいました。 そのくらい、妊娠と骨盤のバランスは密にかかわっているのですね。 歪みを作らないようにしていくことは、脚を組んだり、同じ方に重い荷物を毎回持っていたり、片足に重心をのせたりと、少しの意識で変えられることが多くあります。 今から歪みにくい体づくりをしていきませんか? 不妊治療は、 原因がなかなか分からなかったり、治療が思うように進まなかったり、神様しかどうなるか分からない先の見えにくい治療です。 そんな中でも、出来ることは沢山あります。 それは、健康に生きるということです。 シンプルで妊活とは関係ないように思えますが、何よりも大切なことです。 ③から➅はそんな健康についてのお話です。少し①、➁とかぶってしまうところもありますが、大切なところですのでお話していきますね。 3つ目は「温める」です。冷えに悩まされていませんか? 女性は体温をつくる筋肉の量が男性に比べ少ないため、冷えていることが多いです。 冷えていると、栄養を運んで不要物を回収している血流が悪くなり、身体の中で滞りが起きて、不調に繋がってしまうのです。 理想の平熱は36.5℃とされています。白湯を飲む、腹巻をする、足湯をするなどの身体を温める習慣をつけましょう。 4つ目は「良い食事」です。 何が「良い」食事なのかというと、ずばりバランスです。バランスの良い食事とは、タンパク質、脂質、糖質が偏りなくとれている状態のことですが、現代の食事は糖質が多すぎてしまう傾向にあります。 何故なら、お米やパン、パスタ、うどんなどの主食は炭水化物、つまり糖質が多く含まれているからです。 摂りすぎている分の主食を減らし、その分、ビタミンやミネラルなどほかの栄養をバランス良く摂るように心がけましょう。 5つ目は「運動」です。 運動がどうして体にいいのでしょう。 それは、筋肉を動かすと身体の栄養を運んで、老廃物を流している 血流を促進してくれるからです。しかし、ただ「毎日腹筋すればOK」ではありません。バランス良く色んな動きをするのがポイントです。 そうすることで、全身をつかえるようになり、歪みの予防にも繋がります。 ランニングはコースを変えてみたり、ストレッチや筋トレは毎日場所を変えてみたり、意識して全身を使ってみてくださいね。 6つ目は「心の管理」です。 管理というのは、滞りをなくすということです。温め、食事、運動はどれも大切ですが、それの原動力となるのが想い、つまり「心」です。 実際に、ストレスや悩みなどを抱えていると、何かしら身体に不調が現れてきます。外側の心だけでなく内側の心に目を向けて、自分の考え方や悩みの癖に気づくことが、滞りを流していく第一歩になると思います。 ラスト7つ目、「どんなお母さんになりたいか考える」です。 妊活が長くなってくると、どうしても、「また生理が来たらどうしよう・・・」「体温が安定しない・・」「ホルモン値が・・内膜が・・」 と、大変なクリニック通いも相まって、私には無理かもしれないとネガティブに下を向きがちになってしまいませんか? image come first (イメージカムファースト)という言葉があります。 意味は、イメージしたものから現実になるよ、ということです。 イメージが強く、鮮明であればあるほど、そうなる未来に近づく為に自然と脳は勝手に情報を収集していくのです。 だからこそ、良いイメージを、常に強く鮮明に浮かべていくことがとっても重要なのです。 妊活が、妊娠することが目的になってしまっていませんか? どうして妊娠したいのか。その先にどんなお母さんになっていたいのか。 どんな家族でどんな家庭を作っていきたいんだったのか。 誰の喜ぶ姿が見たいのか。 ワクワクした気持ちで考えられると、空の上のこれから降りてくる赤ちゃんも そんなワクワクなお母さんのところに来たくなると思いませんか?? 是非、できることを少しづつ行いながら、楽しい未来を描いて行きましょう! 最後までお読みいただきありがとうございました。 住吉鍼灸院 東京都江東区毛利1-9-6マハロタウン1F 03-5600-2522監修 婦人科医 平林大輔先生
「妊活中に自分で出来る」7つのポイント
2019/10/09