先日旅先で「よいものを食べると よいうんちがでる」と言っている人がいました。 確かに。 旅行中は その土地のものをいただき、 買い食いすることがなかった日々は 良い排便をすることができました。 そもそも良いうんちとは 70〜80%が水分で、 10〜20%が食べかすや腸の細胞、 10%が腸内細菌です。 そしてうんちの色によって 腸内環境を知ることができるのです。 腸内が善玉菌優位で酸性なら 黄色みを帯びた黄褐色。 悪玉菌が繁殖しやすいアルカリ性なら 黒っぽい色になります。 腸がきれいかどうかは うんちの色をみればいいですね。 腸がきれいなことって良い血液を造ってくれることにもつながります。 善玉菌の多いきれいな腸内できれいな血液を造って質の良い内膜を目指しましょう。 あなたのうんちの色はいかがですか? 施術の中で、お通じについてお伺いすることがあります。 「お通じはいいですか?」 それは腸をきれいにすると健康な血が全身を巡ると考えるからです。 そもそも便は腐敗物 それをおなかに溜め込んでいてはきれいな血液がつくられにくいほか、体のサビと言われる活性酸素を増やしてしまいます。体の老化を進めてしまうことになりますよね。 女性でいえば卵の質に影響してくるのです。 私たちはこのような理由から お通じについて聞き、便秘があるようであれば腸を働かせてあげるような施術も行っています。 そもそも便秘ってどのくらい排便できないことをいうのかというと1日でも排便できないと便秘と言われます。 食べたものの消化・排便までの時間は24時間が目安だからです。うんちの話は自分だけの秘めたものですよね。 だからこそ自分のうんちに興味をもち観察してみてくださいね♪ p.s.バナナうんちが一番健康的なうんちです。 ウンチの次はおならです。立派な健康のバロメーターになります。 「変な話、おならが臭いんです…」とおなかの不調で当院へいらっしゃった方がいます。 おならって個人でこっそりしていますよね。 あまり人とおならについて話す機会は少ないと思います。 おならの成分は約70%が空気由来約30%が体内で発生したガスです。 お食事中に空気と一緒に飲み込んでしまったり炭酸飲料を摂りすぎてしまうことでガスは発生してしまいます。 問題は体内で発生したガス。 自律神経が乱れてくると腸の動きを悪くしてしまいます。するとおなかにガスが溜まりやすくなってしまうのです。 腸の動きも悪いので、便秘にもなりがち。 これはもうおなかがパンパンで苦しい状態ですよね。 そして臭いまできついときたら、おうちから出たくなくなります。 においの強いおならは「悪玉菌」が増殖しているサイン。 腸がよく動いていないと悪玉菌は増えていくのです。 つまり臭いおならの解消法は腸を動かしてあげることなのです。 鍼灸治療では得意分野ですね!もしおなかの不調でお辛い方は一度当院へご相談くださいね。腸美人になりましょう♪ お腹がつらくないけど、張っていたり硬い!という方はいらっしゃいますか? 先日患者さんから「先生は私のおなかが“かたいですね〜”と毎回言いますが、おなかがかたいと悪いんですか?」と聞かれました。 おなかの硬さの原因は様々ですが原因のひとつとして「胃腸のガス」があります。 硬く膨らんだ胃腸は、周りにある肝臓・脾臓・膵臓・腎臓を圧迫します。 これらの臓器は血液の量と質を調整しています。 冷えやむくみはある意味、血液の不健康によるものですからこれらの血液調整能力が鈍っている表れでもあるのです。 私たちが必ずおなかに鍼やお灸をしているのは、血液の量と質を調整してくれている臓器の働きの後押しをしてあげているのです^^ 皆さんも腹巻きをして臓器の働きの後押しのお手伝いをしてくださいね! ではどのような食事や状態がおなかにとって良いのでしょうか?? ストレスにより自律神経が乱れて腸の働きが落ちることはご存知ですか?? 腸の免疫力を高めるためには自律神経の働きを整えることが最優先となります。 免疫力を高める食事をご紹介します。 ①玄米・発酵食品を中心にとる 玄米には炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミンB群、ミネラルなど必要な栄養素がほとんど含まれています。 ②食物繊維で腸管を動かす 腸は何とか消化しようと副交感神経を刺激します。 ③ゆっくり味わって食べる 副交感神経は噛むことでも刺激されます。 ④すっぱものを適度にとる 身体には不快なものから逃れようとする性質がありお酢などを口に入れると反射が起こります。 ⑤水分をたっぷりとる 泌尿器系を刺激するため脱水を防ぐために摂取は必要です。 最初は便が緩くなったり排便回数が増えます。 その後便通が整い固形便が出るようになってきます腸の免疫力が高まった証拠です!! 実践してみてはいかがでしょうか?副交感神経を高めるという意味では鍼灸治療も有効です。
うんちとおならのはなし
2020/01/22