妊活とツボ2 おうちでのケアについて

こんにちは。

前回はツボには何故お灸が良いのか?をお伝えさせていただきました。
ご不明な点や気になる点はありましたでしょうか?
何かございましたらお気軽にお問い合わせくださいね。

さて、今回は『自分の舌で診るお身体の状態チェック方法』をお伝えします。
東洋医学では『舌診』といって舌の色・大きさ・厚さ・舌苔(舌のこけ)の色などの状態からその時の体調や体質を診断する方法があります。

診るときの注意点
・照明などの条件
照明の種類や色で舌の見え方が変わります。
特に舌の色は条件によって大きく変わって見えるので注意が必要です。
可能であれば自然光で見るのが良いですが、難しいようでしたら照明によって十分明るい状態で見てください。
できるだけ毎回同じ条件で見ることによって正確に比較することが出来ます。

・飲食物による誤認
色の濃い飲み物(コーヒー、紅茶など)や着色料を含む飲食物を口にすると舌苔の色が変わってしまいます。

舌の観察のポイント
形、色、大きさ、舌苔(ぜったい:舌の表面に付く苔状のもの)、舌の裏の2本の静脈などを確認します。
*舌苔はうっすら白いものが着いているのが正常です。無理に剥がすと舌の炎症や逆に口臭の原因になります。体調によって変化するので無理に剥がすのはあまりオススメしていません。

舌のタイプ
【正常】
舌全体がキレイなピンク色をしています。
全体にうっすらと白い舌苔が生えています。

【気虚】
ぽってりと厚い舌や舌が大きく舌の両側に歯形のつく舌です。
疲れて新陳代謝が低下して水分代謝が悪くなり浮腫んでしまっている状態です。
起こりやすい症状:集中力が続かない、疲れやすい、風邪を引きやすい、朝起きられない、食後に眠くなる、むくみがち、胃腸が弱い
月経状態:少量の出血が長くだらだら続く、月経期間が長い、経血の色が淡くサラサラ

【陽虚】
気虚タイプが進み、体が冷えているときに血流が悪くなり白っぽくなります。
起こりやすい症状:寒がり、むくみやすい、寒い日やクーラーで体調不良になる、
         トイレが近い、おりものが多く透明、冷たい飲み物や食べ物が苦手
月経状態:経血量が少なく色も薄い、基礎体温の高温期が短いもしくは高温にならない、
     月経周期が長いもしくは無月経、おりものの量が多い(透明でサラサラ)

【痰湿】
白い舌苔がべったりとくっついている状態、体の中に水分が過剰になりむくみや冷えがあります。気虚タイプや陽虚タイプの方に起こりやすいです。

今回は体の冷えが出やすい状態の方に当てはまる舌の状態をお伝えさせていただきました。

舌の状態はその方の体調や体質によってその日によって異なります。
当院ではお身体の状態を総合的に診させていただくことによってあなたに合った治療を行っております。

あくまでご参考にしていただければと思います。

体の冷えが出やすい方にオススメのツボを最後に紹介させていただきます。
今回は『三陰交』、『足三里』の2つをオススメします。
『三陰交』は前回、お伝えさせていただきましたので詳しくは前回の妊活とツボをご覧ください。

万能ツボの1つ『足三里』

・どんなツボなの?
奥の細道で松尾芭蕉が旅に出る前にお灸を据えていたツボとして有名です。
胃腸に関係するツボです。
胃腸の消化吸収を改善し不足している気の生成を活発にする役割があります。

・場所は?
膝のお皿から指4本下すね側に取ります。

・刺激の入れかた
お灸は押して響きが出た場所に刺激を入れていきましょう。
1回やってみて温度を感じないようでしたら続けて同じ場所にお灸をしていきましょう。
温度を感じないようでしたら2~3回お灸をすると効果的です。
2回目で熱を感じるようでしたらそこでお終いにしてください。

指圧でアプローチする時は押して響きが出た場所に10~20秒ほど持続圧をしていきましょう。
5~6回押すと効果的です。

是非、ご自宅でお試しくださいね。

長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
何か気になることがありましたらお気軽にお問い合わせくださいね。

次回は舌診の体に熱が溜まりやすい舌タイプをお伝えします。