妊活って何?第2弾 「初めての妊活における基礎体温」

こんにちは、
江東区毛利にある、不妊専門鍼灸院、住吉鍼灸院です。

前回は妊活を始める際にまずはご自身の身体について知っていきましたね!

本日は実際に妊活を始めるにあったって身体からのメッセージを受け取る方法として、まず初めに行なって頂きたい「基礎体温」についてお話していきます。

基礎体温をつけることは妊活の第1歩といえるくらい大事な要素となってきます。

なぜかというと基礎体温にはホルモンの変化が現れている為、排卵日の予測のヒントになるからです。

 

基礎体温とは、朝目が覚めてすぐの起き上がる前の体温のことで、専用の女性用体温計で計測し、基礎体温表に記録します。

 

正常に排卵している場合には月経から排卵までは低温期を示し、排卵後には高温期を示します。

これはどういうことかというと、この低温期に卵胞が育ちやすいということです。卵胞とは卵子を包む袋のようなもので、卵巣の中に存在しています。この卵胞が2cmを超えると卵巣の外に卵子をピョン!と排出し、卵子はそのまま子宮へと向かい精子を待ちます。そして卵胞は卵巣内に残って、黄体ホルモンというホルモンを出します。それによって体温があがります。そして子宮内膜をフカフカにして受精卵が着床しやすくする準備をしています。排卵が近くなるとおりものが増えるかと思いますが、これは精子を受け入れやすくするために身体が準備しているサインでもあります。

このような体の働きで体温が2つの時期に分かれていることを『2相』といい、この2相があれば基本的には排卵があると考えられます。そしてこの体温が一番下がった時は排卵の時期と推測できるので、このぐんっと下がった日、もしくは翌日に排卵があると予測できます。

 

排卵日から月経までは大体14~16日ですが、月経から排卵日までの日数は人によって個人差があります。そこで基礎体温表をつけているとご自身の排卵パターンを掴むヒントにする事ができます。実際につけてみると低下がはっきりしない人も少なくありません。

 

しかし、多少不規則だったとしても心配せずにまずは3ヶ月記録してみましょう。低温期の日数がいつもバラバラだと排卵日の予測が難しくセックスのタイミングが取りにくい、あるいは毎日の不調が月経前症候群(PMS)だったと気づく場合もあります。基礎体温をつけることはご自身の体調を知る上でも役立ちます。

またこのような症状は普段の忙しさなどから自律神経が乱れることで起きたり、血流が滞ることで起きる場合があります。そんな時は、ぜひ鍼治療を併せていただくことをお勧めいたします。鍼灸治療は骨盤内の血流循環を改善しホルモンバランスを整える効果があります。また自律神経を整える作用があるため内臓器の働きを整えます。PMSによる不調を改善したり、ホルモンバランス整えることで基礎体温を安定させたり、骨盤内の血流を良くすることで子宮内膜が育ちやすくなるサポートをすることができます。

これから妊活を考えていらっしゃるる方、現在様々な治療を既にされている方も一度鍼治療を受けてみるのもおススメです。
当院には妊活を希望される方に多くご来院を頂いております。鍼治療と併せることで、何かお役にあてる事があれば幸いです。
いつでもご来院をお待ちしておりますので気軽にご相談下さいませ。

それでは本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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