自律神経と不調

2023/04/26

こんにちは、
江東区毛利にある
不妊専門鍼灸院、住吉鍼灸院です。
 
4月も残すところ1週間を切りましたね!
そしてあともう少しでゴールデンウィーク!!
皆様はどのように過されますでしょうか。

そしてこの時期は環境の変化にやっと慣れてきてこれからお休みに向かう中で
体調を崩されてしまう方も多い時期でもあります。。

眩暈や頭痛、風邪や胃腸炎、ぎっくり腰、倦怠感や
花粉症などのアレルギー、なんだか全然やる気が起きない5月病などなど
さまざまな不調を訴えられる方が多いのです。

せっかくのお休みですから元気に迎えて、
いい気分でお仕事や日常に戻っていきたいですよね!

このような症状の多くは自律神経の乱れから起こるといわれていて
特に現代の生活は交感神経が優位に働きがちといわれています。
忙しい毎日を過ごす中で常にスイッチがオンの状態が続くと
不眠やイライラ、不安感、動悸や冷え性、便秘や下痢といった胃腸の不調、
肩こりなどの症状がいつもあるという方も少なくないのではないでしょうか。

そんな中でお休みに入り一気に副交感神経優位の状態が続きすぎると、
今度は常に眠い、体が重い、片頭痛(片方だけ痛む)、眩暈、
また副交感神経が過剰に働く事で免疫力が強くなる分
過剰に働いた免疫によってアレルギーのような症状を引き起こしたり。。

こんな状態が自分一人の身体の中で起きていたらそれは大変ですよね。
ですからこのスイッチの切り替えがとっても大事なのです!

そもそも自律神経とは私たちの意識とは関係なく24時間自律して働いていて
呼吸、血液循環、体温調節、消化、排泄、生殖、免疫など生きていく上で必要な
あらゆる機能をコントロールしてくれています。
だからこそこのバランスを正常に保ってあげることが大切になりますよね。

東洋医学では養生(養生)という言葉があり普段の生活の中から
健康に気をつけて過ごすことを心がける習慣のことを言います。

早寝早起き病知らず、朝茶は三里戻っても飲め、朝飯にかけ汁は親不孝。
昔の健康を意識した言葉が今も根付いていますよね!
しっかり睡眠をとること、朝に水分をとること、よく噛んで食べること。
これは簡単にできて身体にはとって、特に自律神経にもとってもいいことです!

また早寝早起きですが最近の研究では寝る時間よりも眠りの質の方が大事ということが
分かってきましたので夜勤があるという方もご安心くださいませ!

人は眠る時、深い睡眠(ノンレム睡眠)と浅い睡眠(レム睡眠)を繰り返しその間に成長ホルモンが出ています。
成長ホルモンは脳や身体の代謝、免疫機能を正常に整えてくれる働きがありますので
大人の私たちにとってもとても大事なホルモンです。
そしてこの成長ホルモンは一番最初の深い眠りの時に一番多く出るといわれているのです!!
ですから入眠時の深い眠りを継続することがとっても大切です。

そのために大切なことが

・朝日を浴びること!
・朝に水分と朝食をとること!
・寝る3時間前は食べないこと!

朝日を浴びることで体内時計がリセットされることは有名ですよね。
しかしこれ朝日を浴びてリセットされるのは脳の体内時計だけなのです!
ですから今度は身体の体内時計もリセットしなくてはなりません。そこで大切なことが朝食を食べることなんです。
朝食が難しい方は白湯だけでもいいのでとにかく胃腸を動かしてあげる事が大切です!
そうすることで脳と身体の体内時計が正常に動き出すのです!
また寝る3時間前は消化に負担がかかりますから、できるだけ食べない事がおすすめですが
難しいという方は蒸し野菜なのどの消化にいいものを召し上がるといいでしょう。

ぜひ皆様も生活の中に取り入れてみてくださいませ。

また自律神経を整えるために鍼灸を活用される方も多いです。
鍼灸では鍼を行うことで自律神経を整えてリラックスしやすい
お体づくりをすることができます。また当院では入浴や足湯のやり方など、
普段からお身体を整えていける習慣をお伝えしています。
お役に立てる事がございましたらご活用いただければ幸いです。
ぜひお身体でお悩みの方は是非ご相談くださいね。
 
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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