「妊活には足湯がおすすめ!!!」江東区で不妊鍼灸

2020/09/09

こんにちは。

東京都江東区にあります、「住吉鍼灸院」です。

当院は、不妊専門鍼灸院妊活です。

全ての患者さんの約4割は妊活、不妊治療でいらっしゃって頂いております。

 

その妊活でいらっしゃった方に必ず伝えているケアが【足湯】です。

足湯がなぜ身体に良いのか、どうして妊活の方におすすめしているのかをお話ししていきます。

 

まず、不妊に悩んでいる方に向けて、妊娠するまでの過程を3つの障害になりやすいポイントと共にお話ししていきますね。

 

①排卵

1つ目は排卵です。

脳の視床下部から出るホルモン(FSHやLH)の働きによって、卵胞が大きくなったり、排卵を起こしたりします。ホルモンが出ていなかったり、出ても卵胞が受け取れていないと中々排卵しない状態になってしまいます。

また、本来排卵は、卵巣の中で数個の卵が大きくなり、その中で一番大きくなった卵胞から卵子が飛び出すことで起こるのですが、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と呼ばれる方は、何個も同時に大きくなってしまうことで中々排卵が上手くいかなくなってしまいます。

 

➁受精

2つ目は受精です。

排卵後、卵管采でピックアップされた卵子は卵管で精子と合流し受精します。

受精後、分割を進めながら子宮へ向かいます。

まず、排卵した卵子が卵管采にしっかりピックアップされているのかどうか、(目で見ることはできませんが、排卵していて卵子も精子も異常がない場合にはピックアップ障害も考えられます。)

そして、排卵から卵子の寿命は24時間ですので、それまでに精子が卵管までたどり着いているか、そして卵子の質や精子の質によって分割が止まってしまうことも少なくないので、それぞれの質も大切になってきます。

 

③着床

3つ目は着床です。

受精してから順調に行くと5日から7日で胚盤胞という状態になり、包まれている透明帯という膜を抜け出て(ハッチング、つまり孵化するということ)ふかふかになった子宮内膜へ潜り着床となります。

卵巣からでているホルモンによって内膜を厚くフカフカにします。また着床後も脳からのホルモンがでて妊娠を維持できるように作用していきます。

内膜が薄かったり、ふかふかの状態になっていないと着床しずらい状態になります。

 

この3つのポイントを潜り抜け、ようやく妊娠成立となるのです。

見えないお身体の中では様々なことが起きているんですね。

 

この妊娠の流れで必須なのが、ホルモンの流れです。

ホルモンってどこを流れて全身に届いているかご存知でしょうか?

実は、

「「血流に乗って」」

全身を巡っているのです。

 

足湯には、特に下半身の血流を劇的に改善してくれる効果があります。

妊活や婦人科疾患を持つかたの8割は下肢の血流低下を伴っており、それを改善することにより、ホルモンの流れも良くなり良い方向に向かう症例が非常に多いのです。

下肢の血流減少は下肢につながる腹大動脈の血流低下を引き起こし、腹部内蔵の血流が低下します。血流が低下すれば当然子宮や卵巣などの機能低下にも繋がってしまうのです。

 

それを足湯をすることによって簡単にケアできたとしたら、凄いと思いませんか?

 

是非、足の冷えに悩んでいる方以外の方にもチャレンジしていただきたいです。

 

 

なぜ良いのか、どうして効くのかをお伝えしましたが、やったことない方は1日でも早くスタートしていただきたいので早速、足湯のやり方についてお話ししていきます!!

 

【足湯ってどうやるの??】

まず、必要なものですが、深めの洗面器やバケツです。

たったこれだけ!!

気軽にはじめられそうですよね♪

 

<やり方>

1、お湯を用意した容器にはり、足を浸ける

→自分が気持ちいいと感じる程度ないし、少し熱いかな?と思う程度の温度(42,43℃位が目安です)

 

2、お湯が冷めてきたら足し湯をして温度を一定に保つ

→熱めの差し湯を用意して置くと楽ですよ。

(私はいつも桶の横にケトルで熱湯を作って置いてます笑)

 

3、浸ける時間は顔がほてるまで

→汗をダラダラ書くまで頑張らなくても良いです。なぜなら、汗をかくことで余計なエネルギーを消費して逆に疲労を高めてしまうからです。ポカポカほてってきたら終わりにしましょう。(10分~15分くらいが目安です)

 

4、足湯を終わる前に、足に冷たいシャワーを30秒位当てる

→表面血管を引き締めて熱を逃げないようにすることで保温効果が更に高まります。

(サウナと水風呂の「ととのう」とおなじですね)

 

顔がほてるまでの時間や、熱さの感じ方には個人差や季節、その日の体調によってちがいがあるので、なかなか顔まで温まらなくても焦らず、お湯の温度が下がらないことだけ気にしていただいて、本を読んだりしながらゆっくり過ごしてみてくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

住吉鍼灸院 村石

 

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監修 婦人科医 平林大輔先生