【江東区】めまいについて1【不妊専門鍼灸院】

こんにちは

住吉鍼灸院の村石です。

 

最近、寒暖差が多大きいですね。

 

突然の寒い日は冬に戻ったようで、熱いお風呂につかりたくなりませんか?

肩まで長く浸かっていると、立ち上がった時に目の前が真っ暗になったり、のぼせてグルグルしたりした経験、皆さん一度はあるのではないでしょうか。

 

ということで、

 

先ずは西洋医学的にみためまいの話です。

 

一般に「めまい」と言われると、どんな物を想像しますか??

天井や自分の周囲がぐるぐる回る、体がぐらぐら、ふわふわした感じ、気が遠くなりそうな感じ、目の前が真っ暗になる感じ、物が二重に見える、立ち上がったときに目の前が暗くなる「立ちくらみ」など、様々な症状が挙げられます。

 

先ずは、めまいの種類を分けてみましょう。

①回転性めまい

自分自身がグルグルまわったり、周囲がグルグルまわる感じをいいます。
物が左右や上下に流れるように感じることもあります。
平衡器官に急激な変化(血流障害、炎症、内耳のむくみなど)が起きたときに生じます。
耳の病気でも、脳の病気でも起きてきます。

➁動揺性めまい

頭やからだがグラグラ揺れている感じや、フラフラする感じを言います。
また、実際に歩くとふらつく感じも含めます。
回転性めまいを起こす病気でも、このような症状になることがあります。
平衡器官がある程度広い範囲でおかされたときに多いようです。
歩いてフラフラする時には、小脳の障害のこともあります。

➂浮遊性めまい

からだがフワフワする感じ。からだが宙に浮いたような感じ。
船に乗っているような、あるいは雲の上を歩いているような感じ。
また、なんとなく頭がフワーッとする感じ などを言います。
病気が軽い時にはこの様な症状になることがありますが、これらの症状だけでは実際に
病気があるのか分かりません。
長くつづくようなら、一度検査を受けられたらよいでしょう。

➃立ちくらみ

立ち上がった瞬間にクラクラッとしたり、長く立っていて目の前が暗くなる感じのことをいいます。
子供には時々みられます。(起立性調節障害といいます)
また、ふだん低血圧ぎみの人もなりやすいです。
最も注意しなければならないのは、高血圧症や脳動脈硬化症のある人です。
このような人が急に血圧が下がると脳梗塞をおこす危険があります。

 

めまいの原因の一つは、内耳にある身体の平衡感覚を司る三半規管、前庭(耳石器)の異常で、これにもさまざまな種類があります。

中高年の人が起床時や寝返りを打ったときによく起きるのが良性発作性頭位めまい症で、耳石器から剥がれた耳石が三半規管内を浮遊していることが原因です。

また、30~50歳代に多いメニエール病は、内耳を満たしている内リンパ液が過剰にたまる「内リンパ水腫」が原因とされています。突発性難聴、前庭神経炎もめまいを引き起こします。

一方、循環器系の病気によってもめまいが起こります。一つは低血圧によるもので、朝の血圧が下がり過ぎる起立性低血圧は「立ちくらみ」が大きな特徴です。高血圧の薬の量が多過ぎるときも同じような症状が出ることがありますし、精神科の薬や睡眠薬などの副作用であることも考えられます。

また、脳梗塞、脳出血の病変が小脳や脳幹に及んだ場合は、一症状としてめまいが起きることがあります。脳梗塞、脳出血は命にかかわる病気でので特に注意が必要です。

 

内耳性のめまいを起こす病気には、良性発作性頭位めまい症、メニエール病、突発性難聴などがありますが、これらの病気に共通する症状は、天井や自分の周囲がぐるぐる回るといった回転系のめまい症状です。

メニエール病と突発性難聴は、聴覚器官である蝸牛にも異常が起きますので、耳鳴り、難聴といった症状を伴います。

一方、循環器系の病気によるめまいは、ふわふわした感じ、気が遠くなりそうな感じ、目の前が真っ暗になるといった症状が多いのですが、回転系のめまいが出る場合もあります。

最も気をつけなければならないのは、命の危険がある脳梗塞や脳出血です。片側の手足が動かなかい、ろれつが回らない、激しい頭痛といった症状を伴う場合は、直ちに脳卒中を専門とする医師のいる病院を受診してくださいね。

 

 

次に東洋医学の立場から「めまい」を考えていきたいと思います。

 

【臓腑からの視点】

めまいと関係が深い臓腑が下記の肝・腎・脾になります。めまいは3つの臓腑の働きのいずれかが乱れて起こると考えています。

■肝

「めまいは肝に属す」(諸風掉眩、皆肝に属す)といわれ、めまいと最も関係が深いのは肝だと考えています。
東洋医学でいう肝は肝臓機能の働きだけではなく、自律神経の働きを調整して全身の気の流れをつかさどり、血液循環を管理しています。血や筋肉の働き、、目、怒りなどが関係していますので、更年期の問題(イライラ等)や肩こり等も肝が関わってきます。目の使いすぎ、神経の使いすぎ、ストレス、寝不足、過労等は肝を消耗させる事になります。
結果として自律神経の働きが乱れ、脳や内耳の方へ十分血液が循環しなくなり、めまいの症状を起こします。従って、肝と関係のあるツボがよくめまいの治療で用いられます。

■腎

「腎は耳に開竅する」といわれ、耳は腎とも深く関係が有ります。東洋医学でいう腎は泌尿器だけでなく、内分泌(ホルモン)系、免疫系、生殖能力、骨や歯、耳、髪、腰、等(老化現象として表れやすいところです)と関係しています。
命の炎を燃やすガスボンベにも例えられ、発育・成長・老化と関係しており、年をとる毎に腎の機能は低下していきます。
いわゆる「腎虚」と呼ばれる状態です。腎虚になると骨や歯は弱くなり、尿の出方、生殖能力も弱ってきます。
そして耳の方も、耳鳴りや難聴が起き易くなります。耳の内耳の平衡器官の方が障害されるとめまいが起こります。

■脾

「痰無くしてめまい起こらず」といわれ、水毒症状の代表としてめまいが起こる事が有ります。油っこい食べ物、甘い物の食べ過ぎ、冷たい物の飲み過ぎ等が消化器系の働きを弱め、胃内停水といって、胃の中で水がポチャポチャした状態になります。こういう状態を水毒といって身体の中の水分代謝が悪くなります。例えば内耳の水ぶくれ等でめまいを起こし易くなります。


次回はそれぞれの治療についてお話していきますね。


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住吉鍼灸院

はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師

村石菜乃