咳や鼻水を止めるツボとは?簡単に今すぐできる方法も紹介!

2022/02/09

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、

東京都江東区にある不妊専門鍼灸院、住吉鍼灸院です。

 

12月に入り、乾燥する気候になってきましたね。

乾燥すると咳が出やすくなりますよね。

風邪もひきやすい季節です。

 

本日は

風邪症症状でよくありがちな咳や鼻水を止めるツボについて、症状別でお伝えしていきます。

 

季節の変わり目にのどや鼻の調子が悪くなる人へ

季節の変わり目は体調を崩しやすいといいますが、それは一体なぜでしょうか?

季節の変わり目は、朝晩の寒暖差も激しく、気圧の変化も大きい時期です。

この寒暖差と気圧変動が自律神経に影響して、体調不良を引き起こすきっかけになるのです。

 

自律神経は昼間に作用する「交感神経」と、夜間やリラックスしている時に働く「副交感神経」がバランスをとって作用することで体温、発汗の調整、循環、呼吸、代謝をスムーズに行っています。

 

しかし、寒暖差が大きくなると、頻繁に体温調節を行わなくてはならないため、多くのエネルギーを消費してしまい、身体の免疫力が低下します。

また、冷たい空気や乾燥によって、喉や気管支に強い刺激が加わり、潤いが少なくなることで炎症が起こりやすく咳に繋がります。

気圧が変動すると血管が収縮したり拡張したりするので、その際に交感神経と副交感神経がその都度切り替えをしながら血圧を保たなくてはなりません。

そのため、粘膜の毛細血管の調節もうまくいかず、炎症が起きると鼻水が止まらなくなり、乾燥するとつまってしまうのですね。

 

風邪症状はなぜ出るの?原因とは?

 

 

 

 

 

 

 

 

では風邪症状はなぜ起こるのでしょうか?

 

それは、身体が外部からのウイルスや細菌から身体を守ろうと、「免疫」が活発に働いて防御しようとするからです。

 

鼻や喉は、吸い込んだ外気と常に触れているため、空気中のウイルスや細菌、ほこりや花粉などの異物から身体を守る必要があります。

口や鼻、喉の内壁の粘液で異物をキャッチして繊毛運動によって外に出します。その異物を排出する行為が「咳」や「鼻水」です。これがいわゆる「風邪症状」になります。

 

こちらの記事では「咳や鼻水を止めるツボ」に関して解説を行っております。

https://www.sumiyoshi-shinkyu.com/65713

 

咳が出る原因

現代医学的には、「気道内分泌物や気道に侵入した異物を排除する事を目的とした防御反応」として咳が出るとされ、東洋医学的には、「咳」といっても色々と種類(原因)があります。

・熱が上半身に移動し咳として症状に現れる場合

・痰湿が肺に影響して咳が出る場合

・ストレスが肺に影響して咳が出る場合

症状によって、ひどい咳や軽微な咳など、体の状態によっても変わります。

 

鼻水が出る原因

鼻閉(びへい)とは、安静時の呼吸の時に鼻通りが悪い状態を指します。

鼻汁とはいわゆる鼻水の事ですね。

東洋医学的には、

・熱がある場合・・鼻水は黄色になる事が多い

・痰湿がある場合・・・鼻水の量が多く、やや粘っこい

と、鼻水の状態を見る事で、原因がわかります。

また、鼻は「肺」に属しているので、呼吸器の不調によっても鼻の症状が出やすいと言われています。

 

鍼灸治療は風邪にも効果的?

鍼灸といえば、肩こりや腰痛などの筋肉の症状に対して行っているイメージが強いかもしれません。

鍼灸治療が風邪症状に効果があることをご存じでしたでしょうか?

皆さまの中には、鍼灸治療が風邪に効果がある、ということについて疑問を感じている方もいらっしゃると思います。

もちろんインフルエンザなどの感染症は薬や休養が必要ですが、鍼灸治療は身体の免疫力をあげて回復を早める力があります。

そのため、喉の痛みや鼻水の症状も緩和することができます。

治療後は一時的に熱が出る場合もありますが、それは体の免疫力が上がって身体が回復に向かっているサインです。

鍼灸治療は、自身の身体の力を底上げしてくれる作用があるので、風邪症状がある時には是非受けていただきたいのです。

また、ツボの効果を利用して、ご自身でも簡単にセルフケアができます!

 

住吉鍼灸院では「自律神経」を整える施術を行っております。

副交感神経を働かせることにより、身体をリラックスさせることができます。

 

自宅で簡単、咳や鼻水を止めるツボをご紹介!

では早速、咳や鼻水に効果的なツボをご紹介していきますね!

鍼灸で用いるツボは沢山あるのですが、その中でもセルフケアとして使いやすいツボをご紹介します。

 

咳やのどに効くツボは?

 

 

 

 

 

 

 

 

東洋医学的には、咳の原因に目を向けるため、取るツボも併せて変化します。

ですが、今回は咳全般にオススメなツボを2つご紹介します。

 

・天突(てんとつ)・・・左右の鎖骨の中央の凹みにあります。咳だけでなく、のどの痛みなどにも有効とされています。

・尺沢(しゃくたく)・・・掌側の肘の曲げたライン上にあり、肘を曲げると出てくる真ん中のスジの外側に取ります。花粉症や免疫機能の調整にも使えるという文献もあるそうです。

症状のある方は2~3秒ほど押して、ゆっくり離すことを何度か繰り返してみてください。

強く押せば良いという訳ではないのでご注意下さいね。

心地よい痛みを感じる強さで行ってみてください。

 

鼻詰まり、鼻水症状に効くツボは?

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて鼻水・鼻づまりについてです。

鼻閉、鼻汁の症状に効く、鼻の通りを良くするツボで、こちらもオススメのツボを3つをご紹介したいと思います。

 

・迎香(げいこう)・・・小鼻のふくらみのすぐ横に取ります。副鼻腔炎の人や鼻水が詰まっている時にも無意識に押したくなる辺りにあります。

・攅竹(さんちく)・・・眉頭の際に取ります。眼精疲労にもおすすめです。

・上星(じょうせい)・・・体の真ん中のライン上にあり、顔の髪の毛の生え際から約2cmの所にあります。鼻水や鼻づまりだけでなく、花粉症にも効果があると言われています。

 

こちらも2~3秒ほど押してゆっくり離すのを何度か繰り返してみて下さいね。

 

お灸も良いのですが、お顔は火傷の心配などもありますので、お灸を使う時は手や足などの遠隔にあるツボで行ってみてくださいね。

 

 こちらの記事では「胃腸の不調に効くツボ」に関して解説を行っております。

https://www.sumiyoshi-shinkyu.com/223661

 

咳や鼻水を止めるツボのまとめ。

咳や喉に聞くツボは?

 

・天突(てんとつ)・・・左右の鎖骨の中央の凹みにあります。咳だけでなく、のどの痛みなどにも有効とされています。

・尺沢(しゃくたく)・・・掌側の肘の曲げたライン上にあり、肘を曲げると出てくる真ん中のスジの外側に取ります。花粉症や免疫機能の調整にも使えるという文献もあるそうです。

鼻詰まり、鼻水症状に効くツボは?

・迎香(げいこう)・・・小鼻のふくらみのすぐ横に取ります。副鼻腔炎の人や鼻水が詰まっている時にも無意識に押したくなる辺りにあります。

・攅竹(さんちく)・・・眉頭の際に取ります。眼精疲労にもおすすめです。

・上星(じょうせい)・・・体の真ん中のライン上にあり、顔の髪の毛の生え際から約2cmの所にあります。鼻水や鼻づまりだけでなく、花粉症にも効果があると言われています。

 

是非お試しくださいませ。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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【監修】

住吉鍼灸院 院長 藤鬼 千子

鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師

2011年国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得。
2011年住吉鍼灸院入社。
2017年不妊カウンセリング学会認定、不妊カウンセラー。

施術歴12年